歩兵科

  • シュタイヤー・マンッリヒャーM1895
    • 種別:歩兵・騎兵用小銃
    • 使用弾薬:8×56mmR弾
    • 作動方式:ストレートプルボルトアクション式
    • 給弾方式:給弾クリップ 5発
    • 重量:3.36kg
    • 解説:人民陸軍の主力歩兵装備。ストレートプルボルトアクション式(薬莢を排出するためのボルト[遊底]を一回倒して回すのではなく、引いて押すだけ)のため、一般的な歩兵小銃よりも連射速度が早いことをその特徴とする。また、部品点数も少なく、高い信頼性を得ている。威力のわりに銃身も短く、騎兵が運用するのに適している。
  • シュワルツローゼM1907(Schwarzlose MG)
    • 種別:重機関銃
    • 使用弾薬:8×56mmR弾
    • 作動方式:トグル遅延式ブローバック
    • 給弾方式:ベルト給弾式 250発
    • 重量:41.4kg
    • 解説:人民陸軍の運用する水冷式重機関銃。重量は40kg以上あり個人での携行には適さないが、重機関銃としては軽量な部類に属する。その作動方式としてルガーP08などで有名なトグルアクション方式を採用している。分間射撃速度は最大で880発ほどであり、これはドイツのMG08重機関銃(分間500発程度)を上回り、大きな制圧能力を発揮する。
  • Gw05軽迫撃砲(Granatwerfer 05)
    • 種別:軽迫撃砲
    • 使用弾薬:50mm擲弾
    • 重量:15kg
    • 射程:最大400m
    • 解説:歩兵用の簡便な支援砲撃火器。手榴弾より少し強い程度の迫撃砲用擲弾を使用し、最大400m先まで投射することができる。各歩兵小隊に4門が配備される。これだけの大量配備ができるのは本兵器が極めて簡易的な構造であり、町工場でも生産できる程度の生産性を持っていることに由来する。この設計を拡大してGw07が設計された。
  • Gw07中迫撃砲(Granatwerfer 07)
    • 種別:中迫撃砲
    • 使用弾薬:70mm迫撃砲弾
    • 重量:72kg
    • 射程:最大2300m
    • 解説:Gw05の設計を拡大し、砲身にライフリングを施したもの。こちらは主にライフル兵連隊に直属する歩兵砲大隊で運用される。歩兵の運用する砲としては比較的射程が大きいこと、歩兵1個分隊で分解運搬ができることなどから迫撃砲は支援火力として重宝されている。

砲兵科

  • 7cm山砲M99(7cm Gebirgsgeschütz M99)
    • 種別:山砲
    • 使用弾薬:70mm野・山・加共通弾
    • 重量:315kg
    • 射程:最大4800m(曲射)
    • 解説:旧シュコダ社の開発した近代山砲。その設計目的通りに山岳地帯の砲兵部隊に運用されるほか、平射砲として敵の特火点(トーチカ)や機関銃陣地、鉄条網、地雷原などを破砕して歩兵の突破経路を開くために歩兵砲大隊に配備される。こちらはそこまで大量生産されていないため、各連隊に4門ずつの配備となっている。
  • 7cm野砲M05(7cm Feldkanone M05)
    • 種別:野砲
    • 使用弾薬:70mm野・山・加共通弾
    • 砲身長:32.8口径
    • 重量:1350kg
    • 射程:最大9600m
    • 解説:駐退機を装備した近代的野砲。長砲身・大装薬量を採用したことにより、その射程は山砲の約2倍となっている。また、砲弾が共通化されており、砲弾の融通が利くのも特筆すべき点であろう。
  • 15cm榴弾砲M03(15cm Kanone M03)
    • 種別:野戦榴弾砲
    • 使用弾薬:120mm榴弾
    • 砲身長:18.4口径
    • 重量:4200kg
    • 射程:最大6500〜8500m
    • 解説:もともとは攻城砲として、12cm攻城加農(M80)の後継として設計された。その途中で野戦に重榴弾砲を用いる思想が誕生し、これを野戦に用いることとなった。口径が2倍になった分その榴弾威力は8倍になっているが、またその大重量から通常の運用は困難である。そのため、大火力砲兵旅団に配備されて運用される。
  • 15cmロケット砲M07
    • 種別:(多連装)ロケット砲
    • 重量:ロケット37.5kg
    • 射程:最大4500m
    • 解説:自動車に架台が積載されて運用される多連装ロケット砲。ロケットを搭載するためのレールが6基あり、上下にロケットを1個ずつつけて発射する。即ち、1ユニットで12個のロケットを同時発射することができる。1個ロケット砲大隊は18ユニットで構成されるので、1個大隊が一斉射撃を行った場合4500m先に216個のロケットが降り注ぐ。

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